2011年12月14日

子育て広場『すくすく』より〜子育てあれこれ〜

こどもは、自分が興味や関心を持ったことに母親やまわりの人が
反応してくれる時、もっとも多くのことを学習し、吸収していくと言われています。

また、こどもの視点や感覚、発想は私達大人が想像しているよりも豊かで、瑞々しく
ユニークです。親が思わず注意したくなるような行為の中にも、
必ずこどもにとっての大切な意味があることを私達は忘れたくないものです。

1歳ぐらいのお子さんでしたら、食事中に汁物の中に手を突っ込んだり、おもちゃや人形を入れたり、
器をひっくり返したりするような場面はよくありますよね。
あれもこどもからすれば、汁や具材を触って楽しむ感触あそびであったり、
器を傾けるとどうなるのかという実験であったり、
人形などへ食事を食べさせるごっこあそびであったりと色々な意味あいがあるようです。

この時期は頭ごなしに叱ってもその内容を正しく理解することはとても困難です。
反対に怒られたという辛い記憶が残るだけで、また同じ行為を繰り返してしまいます。
しかし、なぜそういう行為をしたのかを母親が気づいて、言葉にして伝えてあげることで
納得しその行為をやめることもあります。急いでいる時にはなかなかできないこともあるかも
しれませんが、こどもの行動を認めながら、やさしく諭していくことや必要以上に叱らなくても
良い環境作りをしていくことも大切かもしれません。

また、急いでいる時や家事など自分の用事が立て込んでいる時に限って、こどもが
ぐずって困るという場面もよくありますよね。
そういうとき私達はついかっとなったり、感情に走ってしまいがちです。
でも1歳半を過ぎてくる頃には、こどもにはこどもの時間の流れや物事の順序ができていきます。
そのため、まだまわりの状況を具体的に理解できない年齢においては、
大人の事情でそれがくずされることをとても嫌がるようになるのです。
だからといって、こどもの言うままに動いていては日が暮れてしまいますし、
母親もストレスがたまり解決策にはなりません。

そんな時には、こどもと約束をしてみてはどうでしょうか?
今している用事がおわったら必ずこどもがしたいと思っていることを一緒に楽しんでする。
はじめは約束の意味が分からなくても母親がそれを必ず守って、遊ぶ時にはこどもに集中
して遊んであげれば、こどもは必ず理解しますし、少しの間であれば家事を待ってくれるように
なります。余裕がある時には家事のお手伝いをしてもらうというのも良いですね。
どんなに小さなこどもでも母親の役に立つと嬉しいものです。

今育児が辛い、しんどいと感じているお母様にとっては、このような提案はとても
困難に感じるかもしれません。私も自分の気持ちを切り替えるのが難しい時がありました。
しかしほんのちょっとした対応の変化でこどもは劇的に変化していくようです。
また、外の世界に興味を広げ始めたこの時期のこどもにとって、母親は安全地帯であり、
そのあたたかいまなざしやぬくもりはこどもの心を深く癒してくれます。
もう赤ちゃんの時期ではないからと考えず、できるだけ抱きしめ、撫でて、
そしてことばでも愛を伝えてあげてください。
そうすることで反対にあなた自身が癒され、安心を得ることができるのではないかと思います。




posted by いるかくらぶ at 00:23 | Comment(0) | こもれびのへや(いるか助産師) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。