だけれど、その弱い私も時によっては強くなります。
そもそも弱さ・強さの基準も自分が勝手に判断しているもので、時と場合によって、または人によって異なる全くあやふやなものなのです。
本当の強さって、一体どんなものなのでしょうか?
反対にどうして弱く思ってしまうのでしょうか?
私たちの心は、誰か他の人やものに依存していることがほとんどです。
心自体がそれだけでは成り立つことのできない、常に何かをつかみ依存してしまう性質なのです。
幸せや喜び、苦しみや悲しみも、なにかを求めて依存してしまった結果です。私たちは知らない間にそれを繰り返しているのです。
心やこの世界のものごとは全てが常に変化しています。
変化するものに依存していては、それが不安定であるために、自分の心も同じように不安定になります。
大好きな人がいて、その人といられると幸せだけど、いられないと悲しくなる。
その相手がいなくなることに対する心配や不安、失う苦しみもある。
ものも一緒です。ある時は幸せ、なくなると苦しみになるものばかりなのです

苦しみや悲しみで心がいっぱいになる時、自分を弱く感じてしまいがちです。
多くの場合、心が動揺するときは弱く感じ、心が揺れ動かないときに強く感じるのではないでしょうか。
つかむものが揺るぎない確かなものでない限り、心が安定することがありません。
揺るぎない確かなものを信じ、それだけをつかむ事ができると心はしっかりと安定してくるのです。
これはヨーガを学ぶこと、実践していくことによって可能です。
しっかりと心が安定してくると、それは強さになります。
私たちが日常の中で気をつけることは、思いと言葉と行為を一つにすること、とのことでした。自分自身の思いと言葉、行為がバラバラであれば、心は動揺してしまいます。言うこととやることが違う人のことを信じられないですものね。
全てを一つにしていくことで、心が動揺しなくなり安定していきます。自分自身を信じることができるようになってきます。正しい思いを基に一つにしていくことが大切です。これを実践していけば、本当に心が整って安定していきます。
心が不動であること。
不動の心を手に入れることができれば、本当の強さを手に入れることができるはずです。
私たちは弱さにすら執着して依存してしまうことがあります。
まずはその執着している思いを見極め、それを棄てること。
そして日常の中で、思いと言葉と行為を一つにしていくこと。
繰り返し繰り返しの実践です。地道なことですが、だからこそ成果があるのです。
簡単に手に入るものは簡単になくなるでしょう。しっかりと日々の積み重ねによって築き上げていったものにこそ、本当に満足する成果があらわれると思うのです

一人では正しい思いすらわからないことが多いものです。
いるか広場では、みんなで思いや悩みを話し合い解決へと導くよう話し合っています。
共に励まし合い、讃えあい、支え合いながら前に向かって歩んでいきましょう。
初めての方も、気軽に遊びに来てください。
きっと、よりよく生きていくためのヒントが見つかると思いますよ

今までいるか広場の講師として来てくださっていたシャチーさんですが、来月からジャヤデーヴィーさんに変わられます。(2人とも日本人です)

シャチーさんどうもありがとうございました
