2012年01月21日

子育て広場『すくすく』より、子育てあれこれ

子育ては24時間、絶え間なく続く営みです。
特に幼いこどもを持つ母親は、子ども中心の生活に変えていく必要がでてきます。
そうなると、今までのように自由に時間を使うこともできませんし、食べることや寝ること、身だしなみを整えることなど・・・
自分のことは後回しにしなければならないことも多く出てきます。
そんな時、私達は不自由を感じたり、なんだか自分だけ世間に取り残されたような孤独を感じたり、果ては
その原因はこどもだと考えて、子育てに前向きになれない・・なんてこともよくあることのようです。

しかし私達母親は、本当に不自由で、孤独なのでしょうか?

私も慣れない育児に奮闘する中、何度もこの問いかけにぶつかりましたが、時間に限りがあるからこそ、
その時間をできるだけ大切に使っていこうと工夫することができるし、
たとえ何か外へ楽しみを見出したとしても、それは一時の娯楽や息抜きにしかならないのです。

また子育ての時間はけして無駄でも孤独でもなく、
こどもの目線でもう一度、世界を、自分自身を見つめ直すことのできる素晴らしい営みでもあります。
私達母親は、こどもを通じて多くの愛を受け取り、忘れていた新鮮な感覚を取り戻しながら、
さらに豊かに、さらに愛情深く成長していくことができるのだと思います。

もしも、こどもの言動に振り回されて、どうしようもなく苛立ちや怒りの感情が湧きあがる時には
、深く息を吐き、自分のハートに意識を向けてみてください。
私自身もそうですが、苛立ちや怒りの本当の原因は自分自身の中にあることがほとんどなのです。

また最近思うのですが、こどもは親を困らせようとして駄々をこねたり、言うことをきかないのでは
なく、私達親の側がそのような状況を作り出していることも多いのではないでしょうか?
たとえば、環境設定が悪い場合や日頃の約束事や対応の一貫性のなさが原因の場合も。
また、こどもの体調を無視した予定であったり、こどもに時間をあまり割いていない状態が続いていたり・・・。
こどもの側からすれば、それを頭ごなしに叱られても納得がいかないでしょうし、感情のままにこどもと向き合う時ほど、
こどもの本音に近づくことはますます難しくなります。

冷静に、穏やかに、いつもこどもと向き合うことはなかなかできることではありません。
しかし一呼吸置いて、感情のままに対応しないという習慣をつけていくことも大切なのかもしれませんね。



posted by いるかくらぶ at 02:23 | Comment(0) | こもれびのへや(いるか助産師) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月15日

子育て広場 『すくすく』より〜母として生きる〜

こどもはただ一心に母を求め、母を信頼し、母を愛します。
“なぜそれほどに?”と戸惑うほどに、真っすぐに。
そして向き合えば向き合うほどに、そのエネルギーの大きさに驚かされることでしょう。

こどもは誕生の瞬間から、居心地の良い子宮を離れ、全く新しい外の世界へと踏み出していきます。
しかし、母との別離をこどもが感覚的に理解するまでには、少し時間がかかるようです。
そのため特に新生児の頃は、胎内回帰願望(母の子宮のぬくもりの中に戻りたいという感覚)が見られ、さらに今までとは異なる環境への不安から、強く強く母親を求めるのかもしれません。
生まれたばかりのこどもにとって、まさに母こそがこの世界で唯一深い絆を感じることのできる存在なのです。

また初めての育児では、そんなこどもの要求に戸惑い、“泣いて、泣いて。どうしていいのか分からない”と・・・
時々、こどもと向き合うことに疲れてしまうことがあるかもしれません。
そんなときは、この辛い状況がずっと続くかのように感じたり、今の辛さから逃げ出したいと現実逃避してしまうこともあるでしょう。
でもこどもは、親が一人では何もできないと考えている間にも、人生で最も早いスピードで多くのことを吸収し、成長していきます。
そして、そのような多感な時期(特に3歳までが一つのターニングポイント)にこそ、
母のぬくもりや温かいまなざし、優しい語りかけがとても大切なのです。

幼いこどもと向き合うことは楽しいことばかりではなく、大変な忍耐とエネルギーのいることです。
しかし良い意味であきらめ、覚悟することができれば、母もまた育児を通して、より賢く強く、豊かに成長していくことができるのだと思います。

育児で疲れた時には、ぜひ思い出してください。
こどもにとっての今、その瞬間はけして帰ってこないのだということ。
そして、母と子の時間の積み重ねが、将来かけがえのない絆に繋がっていくのだということ。
こんなにも無条件に自分を必要とし、愛してくれる存在がそばにいる。
それは、とても幸せなことなのではないかと私は思います。
posted by いるかくらぶ at 16:59 | Comment(0) | こもれびのへや(いるか助産師) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月22日

イベントのご報告


12月22日(木)は、「こもれびのへや」スペシャルイベントでした。

たくさんの方に来ていただき、楽しいひと時になりましたので、
ご報告させていただきま〜すexclamation

朝(いるかの“おばあ”二人は泊り込みなので夜?)、スタッフが集合。
皆さんに食べていただく精進巻きの準備ですグッド(上向き矢印)
キールタンを聞きながら、みんな「のり巻き屋さんになれるかも〜」と、
うれしそうに巻き巻き。

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11時過ぎには皆さんが続々と到着。
いつもの方も、久々の方も、和やかにお話ししながら
精進巻きと、これもスタッフ手作りのバナナケーキを食べていただきながら
しばし歓談していただきましたぴかぴか(新しい)
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お話しも、食事も一段落かな〜という12時40分ごろから
これも恒例になりつつある、キールタンをみんなで歌いましたるんるん

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いるかくらぶでは、キールタンを歌う会(毎月第4月曜10時から)があり、
いつも参加していただいているメンバーは、練習の成果が出たかな?!
初めての方も、歌詞を見ながら一緒に歌ってくださり、うれしかったです。

そして13時ごろからはメインイベントである、白川先生の講義「赤ちゃんはすばらしい!」です。
協会理事である小児科医の白川先生は、現場で赤ちゃんとお母さんのために
全身全霊で奉仕されている方です。
日々実践されている言葉はわかりやすく、初めて聞かれた方も、
毎日の生活の中にすぐに活かせる講義だったのではないかと思います。

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参加していただいたみなさんからは、
「のり巻きが美味しかった!レシピを教えてほしい」
「キールタンを歌ったあと、空気がすがすがしくなった気がします」
「講義がとても参考になりました。大切に育てたいと思います」
などなど、たくさんのうれしい感想をいただきましたわーい(嬉しい顔)


今回が今年最後のイベントです。
来年も、みなさんと楽しめるイベントを考えま〜すひらめき
ご希望もどしどしお寄せください耳

posted by いるかくらぶ at 22:44 | Comment(0) | こもれびのへや(いるか助産師) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月14日

子育て広場『すくすく』より〜子育てあれこれ〜

こどもは、自分が興味や関心を持ったことに母親やまわりの人が
反応してくれる時、もっとも多くのことを学習し、吸収していくと言われています。

また、こどもの視点や感覚、発想は私達大人が想像しているよりも豊かで、瑞々しく
ユニークです。親が思わず注意したくなるような行為の中にも、
必ずこどもにとっての大切な意味があることを私達は忘れたくないものです。

1歳ぐらいのお子さんでしたら、食事中に汁物の中に手を突っ込んだり、おもちゃや人形を入れたり、
器をひっくり返したりするような場面はよくありますよね。
あれもこどもからすれば、汁や具材を触って楽しむ感触あそびであったり、
器を傾けるとどうなるのかという実験であったり、
人形などへ食事を食べさせるごっこあそびであったりと色々な意味あいがあるようです。

この時期は頭ごなしに叱ってもその内容を正しく理解することはとても困難です。
反対に怒られたという辛い記憶が残るだけで、また同じ行為を繰り返してしまいます。
しかし、なぜそういう行為をしたのかを母親が気づいて、言葉にして伝えてあげることで
納得しその行為をやめることもあります。急いでいる時にはなかなかできないこともあるかも
しれませんが、こどもの行動を認めながら、やさしく諭していくことや必要以上に叱らなくても
良い環境作りをしていくことも大切かもしれません。

また、急いでいる時や家事など自分の用事が立て込んでいる時に限って、こどもが
ぐずって困るという場面もよくありますよね。
そういうとき私達はついかっとなったり、感情に走ってしまいがちです。
でも1歳半を過ぎてくる頃には、こどもにはこどもの時間の流れや物事の順序ができていきます。
そのため、まだまわりの状況を具体的に理解できない年齢においては、
大人の事情でそれがくずされることをとても嫌がるようになるのです。
だからといって、こどもの言うままに動いていては日が暮れてしまいますし、
母親もストレスがたまり解決策にはなりません。

そんな時には、こどもと約束をしてみてはどうでしょうか?
今している用事がおわったら必ずこどもがしたいと思っていることを一緒に楽しんでする。
はじめは約束の意味が分からなくても母親がそれを必ず守って、遊ぶ時にはこどもに集中
して遊んであげれば、こどもは必ず理解しますし、少しの間であれば家事を待ってくれるように
なります。余裕がある時には家事のお手伝いをしてもらうというのも良いですね。
どんなに小さなこどもでも母親の役に立つと嬉しいものです。

今育児が辛い、しんどいと感じているお母様にとっては、このような提案はとても
困難に感じるかもしれません。私も自分の気持ちを切り替えるのが難しい時がありました。
しかしほんのちょっとした対応の変化でこどもは劇的に変化していくようです。
また、外の世界に興味を広げ始めたこの時期のこどもにとって、母親は安全地帯であり、
そのあたたかいまなざしやぬくもりはこどもの心を深く癒してくれます。
もう赤ちゃんの時期ではないからと考えず、できるだけ抱きしめ、撫でて、
そしてことばでも愛を伝えてあげてください。
そうすることで反対にあなた自身が癒され、安心を得ることができるのではないかと思います。


posted by いるかくらぶ at 00:23 | Comment(0) | こもれびのへや(いるか助産師) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月03日

子育て広場『すくすく』より〜こどもの成長について〜

1歳半~3歳ごろのこどもの発達は大変著しいものがあります。
運動能力が格段にあがり、世界を探索しやすくなるのです。
また、感情面でも複雑さが増し、他人の気持ちにもより敏感になっていきます。
大好きなお母さんの注意がどこに向いているのか?今は嬉しいのか、悲しいのか、怒っているのか・・?
など、言葉では表現できなくても本能的に多くのことを感じとっているのです。
とはいっても大人が考えているような詳細な感情の理解ができているわけではありません。
また、身体とこころが急激に発達することで、こども自身もそのバランスをとることが難しく、
言葉にできない感情をどのように発散させればよいのかわからないのです。
そのため、この時期には大人の都合に合わせてこどもに言うことをきかせることは難しく、
必要以上に叱りつけたり、無理なしつけを行うことは反対にこどもの自然なこころの発育を
妨げてしまうことがあります。
だからといって、こどもの言うままに動くことが良いということではなく、
危ないことや相手を傷つけるようなことについては繰り返しやさしく諭していくことも必要でしょう。
その上で、こどもの思いを理解し、良い習慣を身につけていけるような環境作りをしていくことも大切になってきます。

しかし私もちょうど1歳7カ月の息子がいますが、正直なところ、常に穏やかな心持でこどもと向き合えているか
といえば、そうではないときも往々にしてあります。
でも、自分の思い通りにならない苛立ちや不満をこどもにぶつけてもなんの解決にもなりませんし、
かえってこどもはわざわざいけないことをしては注意をひこうとします。
それはとても・・・悪循環なのです。

そんな時には、自分自身が気持ちを切り替えて、こどものハート(子供の目線)に意識を持っていくこと
がこどもの良い行動を引き出すきっかけになるのではないでしょうか?
こどもは大人とは全く違う目線で世界を見ています。
大人が見て問題だと思う行動もこどもにとって見れば、悪気なくしていることがほとんどなのです。
こどもの未知なるものへ尽きることない探求心。私達親は、そのこどもの好奇心の芽を
むげに摘み取ることなく、できるだけ穏やかな気持ちで見守っていきたいものです。







posted by いるかくらぶ at 03:26 | Comment(0) | こもれびのへや(いるか助産師) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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